個体によると思うのですが、トゲアシガニが共食いしました。
既にトゲアシガニがいる水槽に1匹では寂しいと思い、
追加でもう1匹、トゲアシガニを導入しました。
今回追加したトゲアシガニ(被害者)。このライブロックがお気に入りでした。
先輩トゲアシガニ(加害者)。このライブロックの下の隙間がお気に入り。
お互い干渉せずでしたが、
しばらくして、大きい方が小さい方を威嚇し、攻撃している所を何度か目撃しました。
小さい方は、ヒラリヒラリと素早くかわしており、弱ってる様子もありませんでした。
が、導入6日目、小さい方がバリバリと食べられていました。
水流もある水槽で、底砂に落とす事なく、ほぼ垂直な所で食べているので、
死肉にたかってるのではなく、捕食したと見てよいと思います。
トゲアシガニは大人しいと思っていましたが、認識が間違っていた様です。
以下、トゲアシガニについて考察。
・同種に対して強い縄張り意識があると思われます。
・爪は小さいが、スピードとパワーがある。
弱い方のカニの甲羅が剥がされてました。石灰藻も剥がして食べます。
・雑食で、かなり攻撃的。肉食に近い雑食。
今の所、ペパーミントシュリンプやマガキガイに対しては、危害は加えていませんが、
魚の混泳については慎重にならざるを得ないです。
なお、60cm規格水槽(60x30x36)で、ライブロック4kgの環境です。
水量に関わりなく、縄張り争いで、60cm水槽にトゲアシガニ2匹は多いのかもしれません。