前回の記事「油膜?水面に白い粉状の浮遊物が大量発生」で、
油膜の事を記載しましたが、油膜除去の為に、サーフェーススキマー を設置しました。
サーフェーススキマーとは、水面に浮かべたフロートと言う吸水口から水を吸い込む事で、油膜を濾し取る器具です。
サーフェーススキマーには、フィルターの吸水パイプに装着する物と、
水中ポンプを内蔵していて単独駆動できる物があります。
購入するにあたって、比較的低価格な2種類を候補にあげました。
吸水パイプに取り付けるタイプの「GEX サーフェーススキマー(油膜取り)」とポンプ内蔵タイプの「エーハイム スキマー 350」です。
私の考える各サーフェーススキマーのメリット・デメリットです。
【吸水パイプ装着タイプのメリット】
・駆動ポンプが不要。
【吸水パイプ装着タイプのデメリット】
・常設する事が前提になる。
・吸水ホースの再調整が必要。(私の場合、フィルターのホースは最短で調整している為)
・駆動ポンプにフィルターを使用した場合、エア噛みでフィルターが故障する恐れがある。
(蒸発による水位の低下・コケ、石灰藻の付着でフロートが固着した場合等)
・ストレーナースポンジが意味をなさず、水面からの汚物がフィルター内に溜まる。(ヘドロ化する)
・フィルターの流量が低下する。
・生体の吸い込み事故時、救済が難しい。
【ポンプ内蔵タイプのメリット】
・単体で完結しているので、取り付け取り外しが容易。
・他の器具に影響を与えず吸い込み量が調節可能。
・弱いながらも水流が作れる。
・生体の吸い込み事故時、救済が容易。
【ポンプ内蔵タイプのデメリット】
・水中で熱源になる。
・電源コードが増える。
吸水パイプ装着タイプは、メインのフィルターで使うには、抵抗がありますので、外掛式等の別のフィルターを増やして付けた方が良い様に思います。
であれば、ポンプ内蔵型の方がコンパクトに纏まって良い様に思います。
上記を考慮して、「エーハイム スキマー 350」を購入しました。
以外と小さいです。高さ13cm程です。
水槽全体から見た感じです。目立つと言えば目立ちますが、ホースなどは接続されていないので、直ぐに取り外しが可能です。
ちなみに設置から数日後、水位低下でエア噛みした瞬間です。
設置位置が少し高かった様です。
スキマー自体をフロートの稼動範囲で、少し深めに設置すれば問題ありません。
設置状況を動画でアップしました。順調に油膜を吸い取る所を撮影しています。
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